日本フィルハーモニー交響楽団コミュニケーション・ディレクター
- Our Third Chair
- 2017年8月16日
- 読了時間: 2分
マイケル・スペンサーからのメッセージ:コミュニケーション・ディレクター就任にあたって
「日本フィルとはかれこれ 15 年の長いお付き合いをしてきました。この長い期間に日本の社会は変化し、私はそれを見てきました。今、エデュケーションや教育という概念が変わりつつあるように感じています。これからの若者には、さまざまな「学び方」を身につけていくことが求められています。世の中に溢れている情報のなかで、どの情報を選び、どうやって手に入れ、どのように使うか、どのように生かすか、が重要な要素になってきています。私は「学ぶということ」について、出発点は「好奇心」であり、次に「何を選択するか」であり、さらに「人と人との良い関係を構築していくこと」だと思っています。 音楽を作り上げていく過程で、この 3 つの要素は常に存在しています。音楽は「教育」「学び」のツールとして使えると考えています。他の芸術ジャンルでも同じような実践が行われています。 日本フィルは将来に向けて、地域やエデュケーション部門で新しい関係を構築しようとしている意欲的なオーケストラです。私はコミュニケーション・ディレクターというタイトルをいただき、とてもうれしく思います。日本フィルと、日本フィルをサポートしてくださるみな様と一緒に、今までにない新しいモデルケースを構築していきたいと思います。」
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