マイケル・スペンサーファシリテートワークショップ「環境+ジョン・ケージ:エズメーちゃんに捧げる音の瞑想」6/7開催!
※マイクさんのワークショップファミリー、有志の皆さんよりご連絡いただきました。
以下イベントページ(Facebook)より、文章シェアさせていただきます。
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マイクさんの「ワークショップ・ファミリー」が有志チームでマイクさんを招き、上記治療費のためのチャリティワークショップを開催することになりました!
【エズメー(Esme)ちゃんについて】
今回のワークショップのタイトルにも入っている、エズメーちゃんの紹介です。
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ライオンとかくれんぼが大好きな2歳7か月のエズメーちゃん。 マイクさんの大切なお孫さんです。
22ヶ月を迎えた2018年6月に、急性白血病と診断されたエズメーちゃんは、集中的な化学療法の後、9月に移植手術を受けました。
その後6か月間は順調な回復が見られていましたが、4月に入り、骨髄に白血病が再発しているという最悪の診断を受けました。
1年以内に再発が見られた患者さんに、英国の国民健康保険(NHS)での移植手術が行われることがないですが、症状からして保険内での治療を待つ時間的余裕がない状態です。
米国や、プライベートでの医療においては、1年以内での2度目の移植手術が可能です。
現在、英国内外の病院との交渉を続けているため、正確な治療費は決定していないですが、一日でも早く手術が実現可能となるように、現在知り得る情報の中での治療費を目標額(£500,000 =約7,100万円)として設定しています。
マイクさんの「ワークショップ・ファミリー」が有志チームでマイクさんを招き、上記治療費のためのチャリティワークショップを開催することになりました!
このワークショップは、実は、少人数ではできないワークショップ。
目標最低人数、30人!
目からウロコの新しい音楽、音体験をしながら,
私たちを取り巻く環境に思いを馳せましょう。
思いを遠くイギリスで治療に励むエズメ―とそのファミリーに届けます!
ぜひ、ご参加ください。
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日時: 2019年6月7日(金) open 18:30 / start 19:00-21:30 場所: CO☆PIT (東京都港区港南2-14-14 品川インターシティフロント 6階) JR品川駅 港南口を出て、2階通路から品川インターシティフロントビルへ入り、エレベーターで6階にお越しください(品川駅から徒歩5分)。 参加費:有料 ※ワークショップ終了後に、ドネーション形式で集めさせて頂き、後日オフィシャルな募金サイトへ入金致します。
【このワークショップのテーマ、ジョン・ケージについて①】
今回のワークショップの題材になっている、ジョン・ケージ。 皆さま どのような印象をお持ちですか?
印象強いものの1つに、《4分33秒》があるのではないでしょうか?
この作品は1952年に初演された、3楽章から成る楽曲です。 3楽章、それぞれどのような内容かというと…
第1楽章:TACET(休み) 第2楽章:TACET(休み) 第3楽章:TACET(休み)
はい、ずーっとお休みです。 しかし4分33秒という時は流れます。 (参考映像: https://youtu.be/JTEFKFiXSx4)
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ちなみにこの曲の公式アプリがあることは、ご存知でしょうか? このアプリは作曲者のジョン・ケージ氏の権利を持つJohn Cage Trustおよび楽譜出版社ペータース公認のアプリで、世界中の《4分33秒》を楽しむことができます。 https://www.johncage.org/4_33.html
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“無音”を聴くのではなく、4分33秒間の静寂な環境となった演奏会場で聴こえる、普段は全く意識しない音に心を向けさせることを意図したものだといいます。 Everything we do is music.(我々がする全てのことは音楽だ)とケージは述べています。
また他にケージが残した言葉に、次のようなものもあります。
There is no such thing as an empty space or an empty time. There is always something to see, something to hear. In fact, try as we may to make a silence, we cannot.
(うつろな空間やうつろな時間ほどのものはない。 常に見るべきもの、 聞くべきものがあるからだ。 実際に、いくら沈黙を作ろうとしたって、 私たちには作れないのである。)
“音楽”ということを、改めて考えさせられますね…。 今回のワークショップでは、どのような“音楽”の体験があるのでしょうか?お楽しみに!
【マイクさんからのコメント】
The reason I have chosen to explore the music of John Cage is because he had a very close connection and empathy with both the natural environment, and the sounds which occur spontaneously around us in our daily lives. Particularly now, with our future at risk from global warming, and the global action being taken by young people, this seemed like an appropriate topic to explore. The workshop is based on a piece of music he composed called Music Circus, and participants in this workshop will find some unusual challenges about its preparation and performance.
「ジョン・ケージの音楽を探求しようと選んだ理由は、彼が日常生活で私達が遭遇する自然環境や音に深い関心と共感を抱いた作曲家だからです。特に今、地球温暖化によるリスクが浮上し、世界中の若者が将来を守るため行動を起こしているのに相応しいトピックだと感じました。このワークショップは Music Circus というジョン・ケージの作品に基づいていて、参加者の皆様には、作品の下準備と演奏に関する少し変わった体験に挑んでもらいます。」