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8月の日本滞在が始まりました

先日マイクさんが英国から来日し、8月1日から上野学園大学の集中講義がスタートしました。

はじめまして。石川きよと申します。

4年ほど前からマイクさんのワークショップのアシスタントやコーディネートをしています。今回は、上野学園大学の委託コーディネーターとして学生向けの集中講義と、公共ホールでのプロジェクトに同行することとなりました。

集中講義では、「ファシリテーター概論」として、ワークショップやファシリテーションとはどのようなものかを、(レクチャーとワークショップを交えた形の)授業を通じて伝えています。音楽を軸にしながらその周辺のこと(例えば歴史や、地理、文学や美術に話が及ぶこともあります)をどう効果的に伝えていくのか。どう自分たちの中で学び合いが起こるようにデザインするのか。そのようなことを音楽学科 グローバル教養コースのみなさん、及び他コースに所属する受講希望生向けに伝えます。

https://www.uenogakuen.ac.jp/university/aboutus/department/global.html

知識を教え込むという形ではなく、「学生が自ら興味を抱き、体験してもらい、そして学び取ってもらう」というスタイルは、ある意味で非常にワークショップ的と言えます。

この後4日間の集中講義、そして公共ホールとのプロジェクト、そして日本フィルハーモニー交響楽団との東北被災地でのプロジェクトなどを実施してから今月下旬に帰国予定です。

石川清隆

ワークショップ・デザイナー。コーディネーター。

 千葉県生まれ。  2006年より財団法人千葉市文化振興財団(現・公益財団法人千葉市文化振興財団)に入職。劇場管理・受付、営業企画課チーフ(総合受付)、財団広報紙制作、公演企画などを担当。

 2013年、上野学園大学音楽文化研究センター「音楽ワークショップ・ファシリテーター養成講座(第2期)」修了。以後、マイク・スペンサー氏のWSにてアシスタントなどを務める。

 2016年同財団退職。Foto-Musica(フォトムジカ)設立。

 現在、公共ホールや学校で、音楽や身体表現のプログラムのコーディネートや、アウトリーチプログラムなどを行う。また、青山学院大学社会情報学部ワークショップデザイナー育成プログラム講師を務める。



About This Page

Mike-san's

Workshop Community ──

 

英国人のヴァイオリニスト「マイクさん」が日本でワークショップを始めて、20年がたちました。

 

音楽を「ソーシャル・テクノロジー」としてさまざまなワークショップをデザインし、大人も子どもも夢中になる学びの場をつくりあげるマイクさんの手法は、ワークショップという言葉が珍しいものではなくなった日本においても、世界においても、まだまだ素晴らしい可能性を秘めたユニークなものです。

ファシリテーターの役割はまだ進化し続けています。

このページは、マイクさんのワークショップのアーカイヴやレポートをすることで、ファシリテーターとしてさらに継続して学びたい人、ワークショップを実践してみたい人、マイクさんファンのゆるやかな連携のサポートのためにできました。

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