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【Mike-san's TOKYO Diary】"FEEL"

ワークショップを行なうたびに、私は身体的な動きを持つ形式を用いようとします。

音楽は私たちの自然な体のリズムにかなり密接に結びついていますが、教育システムにおいて、このことは忘れ去られています。

結果的に、私が参加者に動きの伴うものを求めると、彼らは本当に苦戦します。

先日私はワルツのやり方をある参加者に教えました。

彼らは正しいダンスステップはできるのですが、

音楽の自然な調子には無感覚なのです。

結果、私はあたかもASIMO*の集団にいるようでした。

ロンドンで、私は9人の演奏者からなるスウィングバンドで活動をしています。

タイミングと正確に音楽の‘feel’をつかむことがが本当に重要です。‘cha-cha’ と ‘foxtrot’は同じ速度ですが、‘feel’は完全に異なります。

私たちがそのように演奏すると、あたかも浮かび始めたかようにダンサーたちのスタイルは劇的に変わります。

(*主宰注:アシモはロボットです。)

Every time I run a workshop I try to involve some form of physical movement.

Music is so closely connected with our natural body rhythms, but somewhere in the teaching system this is forgotten.

As a result participants really struggle when I ask them to do something which involves movement.

The other day I taught some participants how to ‘waltz’, and although they were able to do the correct dance steps, they had no sense of the natural swing in the music. The result was as If I had a group of ASIMOs!!!

In London, I have a swing band of nine players.

Each summer people come from across East London to take part in the community dances (社交ダンス) for which we perform near where I live.

It is absolutely crucial to get both the timing and the ‘feel’ of the music right; a ‘cha-cha’ and a ‘foxtrot’ are the same speed, but the ‘feel’ is completely different. If we do so, the dancers’ style changes dramatically, almost as if they start to float.


About This Page

Mike-san's

Workshop Community ──

 

英国人のヴァイオリニスト「マイクさん」が日本でワークショップを始めて、20年がたちました。

 

音楽を「ソーシャル・テクノロジー」としてさまざまなワークショップをデザインし、大人も子どもも夢中になる学びの場をつくりあげるマイクさんの手法は、ワークショップという言葉が珍しいものではなくなった日本においても、世界においても、まだまだ素晴らしい可能性を秘めたユニークなものです。

ファシリテーターの役割はまだ進化し続けています。

このページは、マイクさんのワークショップのアーカイヴやレポートをすることで、ファシリテーターとしてさらに継続して学びたい人、ワークショップを実践してみたい人、マイクさんファンのゆるやかな連携のサポートのためにできました。

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